Students enrolled in 2025 (Class of 2025, R14)

今回は、GMBAの秋学期がすでに開講済みのタイミングでのインタビューとなります。
2025年入学の日本人学生(Batch R14)みなさんのほかに、2024年入学のメンバーも交えていきましょう!

回答者
Y.Nさん(2025年入学)
N.Fさん(2025年入学)
S.Hさん(2025年入学)
K.Kさん(2025年入学)
A.Kさん(2024年入学)
K.Tさん(2024年入学)
T.Nさん(2024年入学)

T.Uさん(2024年入学)
T.Kさん(2023年入学)


Q1. バックグラウンドや職務経歴などについて教えてください。

A.Kさん: 開発援助/ 開発途上国ビジネスに関わっておりました。

Y.Nさん: IT関連で7年ほど経験した後、GMBAに入りました。

K.Tさん: 新卒で大手電機メーカー入社、外資系消費者メーカーにてマーケティングに従事したのち、台湾ソフトウェア企業にて日本市場のマーケティングを担当しています。

N.Fさん: 日本で金融関連の会社に約10年間勤め、クレジットカード会員向けのサービス企画や、利用促進キャンペーン、提携企業とのプロモーションなどを担当してきました。お客様の利用データをもとに、「どんな案内なら喜ばれるか」「どんな企画が効果的か」を考える仕事です。大学は東京で卒業し、海外経験はニューヨークに1年間滞在しました。

S.Hさん: ヘルスケアメーカーに新卒で入社し、国際事業部にて6年間勤務しました。6年間の間でサプライチェーン、営業、マーケティングを経験しました。

K.Kさん: コンサル業界にフルタイム勤務していました。それまでの留学経験はマレーシアに半年間の交換留学です。

T.Nさん: 日本で電機業界で働いたのち、別業界のシンガポールの日系企業で働いていました。巨大組織と少人数の拠点の両方に所属しましたし、管理職や自由業の経験もありますが、とにかくいったん仕事は辞めて、台湾大学ではフルタイム学生です。

T.Uさん: 元外資系IT大手勤務です。(編集注:Uさんの受験時の苦労などは2024年度のインタビューをぜひご覧ください)

T.Kさん: ファッション業界勤務です。台湾には駐在員として入学前から来ていました。


Q2. なぜMBAコースに行こうと思ったのですか?

A.Kさん: キャリアをいったん総括し、経験を体系的に統合するためです。

Y.Nさん: アジア系の外資などで働いていた経験を活かし、今後よりグローバルなIT企業への転職とキャリアアップを見据えたかったためと、私が目指す職業ポジションの一部要件でMBAのタイトルが求められるケースがあったためです。30代になり海外で新しい挑戦をしたく、前から興味のあったMBAに挑戦したかった。

K.Tさん: ビジネス面の知識をバランス良く習得したかったからです。

N.Fさん: 30代に入り、専門スキルだけでなく経営全体を理解する力を身につけたい、そして将来はアジアを舞台にキャリアを広げたいと思ったことがきっかけです。自分の経験やスキルが通用する範囲を広げるためにも、多様な価値観を持つ仲間、教授、実務家から学びたいと感じました。日本企業を中心とした世界と、アジアの成長市場をつなぐ立場になれる人材を目指しています。

S.Hさん: MBA進学は自分の中でずっと考えていた選択肢だったのですが、きっかけはマーケティングの仕事をするようになってから、海外のスペシャリストたちと自分の知識や実力の差を感じ始めたことです。今後、しっかり貢献していける人材になるためにMBA進学を決めました。

K.Kさん: 長期的視点では、台湾および日本の半導体業界の知見を得た上で、製造業に関わるコンサルティング業務で活躍したいからです。短期視点では、台湾の最高学府で人脈を築きたい。またビジネス英語だけでなく、中国語ももっと磨きたいと考えました。

T.Nさん: 一部理系を除けば修士以上は就職でただ不利なだけ…と言われていた、私が大学生だった頃の日本とは異なり、海外では修士以上の学歴がプラスに評価されることを目の当たりにして、考え方がリセットされました。それで、以前からぼんやり考えていたMBA過程に出願しました。良くも悪くも、世の中では肩書で物事を判断する方も多いという実感もあったので…

T.Kさん: ファッション業界は特徴のある業界で閉鎖的ですので、見識を広めたいと思ったのが一番です。


Q3. 台湾大学のGMBAプログラムを選んだ理由はなんですか?

A.Kさん: 台湾は不安定な国際環境下にありながら、半導体マーケットの過半シェアを得るに至った社会経済システムに関心があったためです。

Y.Nさん: アジア各国での就活を見据えたアクセスのよさ・学費面でのコスパ・卒業プランを比較的柔軟に組めること・交換留学が可能なこと・台湾で活動する妻との兼ね合い、などが理由です。

K.Tさん: MBAランキングや、学費などの要素を考慮し選択しました。

N.Fさん: 台湾はアジアの中でも国際色が強く、AIを含めテクノロジー・越境ビジネスが活発な市場だと感じていました。また、GMBAは授業が全て英語で、学生のバックグラウンドも多国籍で、多様な視点に触れられます。さらに台湾は日本から近く、アジアでキャリアを築く現実的な環境が整っている点にも魅力を感じました。また、母が台湾出身で、ルーツとして身近にありながら、自分自身は一度も住んだことも学んだこともありませんでした。そういった背景もあり、アジアでの挑戦に興味を持つようになりました。

S.Hさん: 自身が台湾のハーフなので、ずっと台湾に住みたいと考えていたこと、またインターナショナルな環境で仕事をしてきたため、国際的な環境のなか、英語でMBAをやりたいと考えていたことが大きな理由です。台湾大学は台湾No.1の大学ですし、アジアでも知られているので、良いコネクションが作れるとも考えました。

K.Kさん: 1つは台湾人と留学生のバランスが良いこと、2つめは台湾の最高学府であり、優秀な人材が集まると思ったこと、3つめは中国語を無料で1年間学ぶことができることが理由です。

T.Nさん: 理由は多いです。1つはかつて台中で中国語を学んで台湾になじみがあったこと、2つめはNTUは大学の成績やGMAT/GREスコアよりも社会人としての業績を評価してくれそうだったこと(編集注:実際のところは不明。卒業大学のランクなども含め総合的に選考される模様)、3つめは学費が予算内に収まること、4つめは外国籍の学生には中国語講座が無料で提供されること。自分は社会に出てからは人に示せる成果もあり留学や勉強もしてきましたが、大学生当時の成績は悪かったので合否が不安でした。

T.Kさん: 元々台北に住んでいたのと、色々な国の生徒が参加するということで、より見識を広められると感じたからです。日本語のMBAプログラムにはない良さですよね。


Q4. 出願や準備に関わる苦労があれば教えてください(例: 情報収集、エッセイ、推薦状、台湾生活、などなんでも)

A.Kさん: 苦労に関しては、通信環境を整えるよう面接案内に書いてあったので、最高級のグローバルホテルチェーンに宿泊したのに、部屋の電気がつかず、真っ暗な中で面接を受けたことですね。

Y.Nさん: 自分はなるべくお金をかけず、MBA関連の塾等使わず完全に独学で挑戦したため、英語のスコアメイクや的確なエッセイを書くために一から自分が持つネットワークやGPTなどをフル活用してやり切る必要がありました。結果的に、GMBAの出願難易度は他の有名MBA校と比べて比較的ゆるい部類に入るかと思うので、独学でもなんとかなるなと思いましたが、余裕がある方は塾に頼るのも一定だなと感じています。

K.Tさん: 推薦状の依頼は早めにするのがオススメです。

N.Fさん: フルタイムで働きながらの出願だったので、エッセイ、推薦状、面接準備、情報収集など、とにかく時間のやりくりが大変でした。特にエッセイは、自分のキャリアと今後の目標を筋道立てて書く必要があり、何度も書き直しました。推薦状は副社長レベルにお願いしようと思いましたが、結果的に直近の部署の部長クラス2名にお願いしました。実際、身近で一緒に仕事をしていた人の推薦の方が説得力があるので、それで問題ないと思います。
台湾の生活で苦労していることは、雨季が長くて湿気がすごいこと、そしてクーラーがガンガン効いていて体調を崩しやすいところです。さらに、決済関連を専門でやっていましたが、日本で作ったクレジットカードが決済できない店があって今でも苦戦中です。笑

S.Hさん: 出願については、準備に時間がかかる書類があるので(英語力証明、査証、推薦状、入出国証明など)計画的に進めるのが良いと思いました。私は申請が始まった10月ごろに準備を始めましたが、後から抜けている書類があって慌ててしまったことがあったので、計画的に準備を進められることをお勧めします。
また、私は会社を休職してMBAに来ているのですが、休職を会社に言い出しづらく、推薦状については少し悩みました。結局会社には受験前に正直に伝え、上司にもサポートしてもらうことができました。インタビューのタイミングがちょうど海外出張と重なってしまい困ったことがあったのですが、そこも上司が調整してくれ、準備やインタビューにスムーズに進めたので事前に伝えてよかったと思います。

K.Kさん: 情報収集について、アジアMBAはAdminとのコネクションが大事だと聞いていたので、事前にAdminと連絡をとり、オフィスを訪問しました。また本サイトを通して当時在学中だった先輩を紹介してもらい、実際の声を聞いた上で、エッセイに反映していきました。
エッセイは、性格的に長期的にどうありたいかを考えるのが得意でなかったので、前職の先輩(MBA在学/卒業生)に時間を取っていただき、思考の整理を手伝っていただきました。
GREについて、GREまたはGMATは任意提出の書類でしたが、アピールポイントになるのであればと思い10月頃まで準備していました。結局、思ったようにスコアが伸びず中途半端になってしまい、エッセイに集中するために、スコアは提出しませんでした。取捨選択が大事だと思います。
出願時の奨学金申請について、申請にあたり、Research Proposalの作成とアドバイザー(NTU GMBAの教授)を探すことが必要でした。教授が多忙であったため、中々返事が来ず焦ったのですが、Adminと連携してなんとか無事出願に間に合いました。作成したResearch Proposalは台湾政府系の奨学金申請でも活用できたので、申請時に頑張ってよかったと思います。

T.Nさん: 思い立った時にはすでに12月で、2月の2次締切ギリギリの出願でした。当時フルタイム勤務で、1~2か月では時間が足りなかったのでGMATやGREは受験していません。実は出願のとき、必須の提出物のほか補足資料を追加できるので、過去の留学先の学校での好成績や、社会人としての仕事での実績などを示す証拠資料をアップロードしました。

T.Kさん: 英語が得意ではないので、インタビューはとても緊張しました。対策用のオンライン英会話プログラムを受講したりして、必死に準備した記憶があります。


Q5. インタビューについて、出願者に役立ちそうなことを教えてください(準備、工夫、様式、結果などなんでも可)

A.Kさん: 端的に短く結論を伝えることが大切です。

Y.Nさん: 比較的短い時間(15分程度)で、複数人の面接官から質問が連弾されます。端的にわかりやすく答えること+エッセイとのロジックを合わせてGMBAでやりたいことやモチベーションの高さを見せきることが大事かと思いました。私の場合は自分の職務経歴に関わるプロフェッショナルな質問が多かったのですが、他の同級生はベーシックな質問が多かった人もいます。人によって様々な印象です。

K.Tさん: できれば在校生に話を聞いておき、レジュメや面談に備えるべきだと思いました。

N.Fさん: GMBAの面接は堅い雰囲気ではなく、「なぜ台湾?」「AIを仕事でどう使っているか?」など具体的な質問が多かった印象です。また面接は5分 x 3回のラウンド制で一瞬で終わりました。笑
また語学力より、経験や課題を正直に話す姿勢のほうが大切で、暗記した内容を話すより、自然な会話で伝える方が良いと思います。そして、過去の成功より「これから何をしたいか」を話せると評価されると感じました。

S.Hさん: インタビューについては、合計15分のオンライン面接で、3名の教授と各5分ずつお話しする形式でした。事前説明会ではカジュアル面接だと聞いていたので、志望動機や職務経験など基本的なことを話せるように準備したのですが、実際はかなり具体的なトピックについて聞かれました(チームリーディングの経験についてやAI使用についてなど)。
前の質問でも書きましたが、インタビューの指定日が海外出張とかぶっていたので調整をお願いしたところ、不可との回答でした。インタビューの時期は予定をできるだけ柔軟に調整できるようにしていた方が良いと思います。

K.Kさん: オンラインで、3人×5分、合計15分という非常に短い時間でした。私の時は、定番質問が少なく、AIのビジネスにおける活用についてなど、想定外の質問を聞かれたことが印象に残っています。準備していない質問を聞かれても、焦らず、端的かつロジカルに答えることが大事だと思います。

T.Nさん: じつは事務局も試行錯誤しているようで、よく方式が変わるので確定的なことは言えません。2024年は”15分のオンラインチャット”のふりをしたインタビューでした。時間が限られているせいか矢継ぎ早に質問をいただいたので、事前に考えておいた自己紹介さえも喋った記憶がありません。なお、英語で授業をするコースだけあって、インタビューも英語です。中国語ではありません。

T.Kさん: 年によって変わるかもしれないのですが、私は15分程度の簡単な内容でした。
英語に自身のある方は、特に問題にならないかなと思います。ネットで調べるとMBAのインタビューのよくある質問がすぐに見つかるので、そのような内容を準備しておくとよいかと思います。
詳細については、JGMBAの連絡先にコンタクトを頂けるともっと相談に乗れますよ!


Q6. 実際に入学しての感想を教えてください。良かったところは何ですか?

A.Kさん: 南アフリカ出身の教授がいたので、修士論文のテーマを理解してもらえたことですね。

Y.Nさん: 海外MBAの中では比較的プレッシャーが少なく、自由に時間をアレンジできること。履修次第ですが、働きながら通っても問題なく卒業できるぐらいのレベル感だと思いました。また台湾という国柄にも関係すると思いますが、日本人としてここまで住みやすい外国はなかなかないのではないかと感じています。

K.Tさん: 色々と自分では気付きづらい点や、苦手意識のある分野についても学ぶことになるので、良い訓練機会と感じています

N.Fさん: 国籍も業界も異なるクラスメイトと学び直し、協力し、プロジェクトを進める経験は大きな財産です。授業は実務よりは俯瞰した学びを得られるかなと思います。また、教授によっては実際の中華圏のビジネスシーンを踏まえて教えるため、理論だけに留まらない学びがあります。

S.Hさん: 各国から優秀な生徒が集まっているので、刺激の多い毎日です。台湾や海外でのコネクションを作りたい方にとっては良い環境だと思います。また、アカデミックに学びたい人、コネクションを作りに来た人、ギャップイヤーを楽しみにきた人など、いろんな目的の生徒がいるため、目的に合わせた学習計画が組めるプログラムだと感じています。

K.Kさん: 様々なバックグラウンドを持った学生が集まっているので、グループワークの回し方や意見の調整など、ソフト面で日々勉強になることが多いです。また、全体的には穏やかで優しい人が多い印象で、楽しく過ごせています。

T.Nさん: 1つは学習内容そのものが良いです。残念ながら全部ではありませんが。統計学や財務会計など一部の科目は、本気でビジネスに活かすつもりで学んだら一生役に立つと思いました。もし人を雇うなら、大事なポジションにはこういう話が通じる人を雇いたいな~、と思えるほどでした。
2つめは語学面でも日々進歩が実感できます。英語が話せる人でも、海外で教育を受けて初めてわかることがあると思います。たとえば、「貸倒引当金」って英語でなんて言うんだっけ?とか(ただし逆に、英語で学んだから母国日本でなんて言うのかを知らない人もいます)。
また、優れた教師による、中国語の学習が無償で提供される点も素晴らしいです。

T.Uさん: 授業だけでなくスポーツデーやパーティなどアクティビティが充実している点です。ガツガツしている子が少なく、明るくて真面目な子が多いので、一緒に話していて楽しい。

T.Kさん: 日本人、台湾人、その他問わず、たくさんの良いお友達に恵まれたことです。


Q7. 実際に入学して、苦労したこと、もしくは、思っていたのと違っていたところは何ですか?

A.Kさん: 南国に住み続けたいと思っていたのに、日照時間が短いのが本当につらすぎる!(*編集注 台は降雨多めです)

Y.Nさん: 全体的に学生がもつ職務経歴、MBAへのモチベーションやコミット量の差にギャップがありすぎること。ローカルの台湾人の学生は比較的プロフェッショナルな方(職歴が長めな方)が多い印象だが、志願者が少なめな国から来た学生は明らかにジュニアレベルが多い印象。特に必修系の授業は実務よりもアカデミックによりすぎているため、リアルなビジネスを学びたい人には物足りなく感じるかも。

K.Tさん: 授業によっては学部レベルの知識を教えるので、そういう授業では物足りなさはあります。

N.Fさん: 大変だったのは、英語での授業と課題の多さです。議論のスピードも速く、最初はついていくのが精一杯でした。また、授業の理解を深めるためにAIツールを活用する学び方にも慣れる必要がありました。ただ、受け身でいると置いていかれるので、間違えても発言するように心がけました。参加するほど授業が面白くなり、少しずつ自信もつきました。

S.Hさん: 一番苦労しているのは、課題、特にグループワークが多いことです実際のビジネスの場ではチームで働くことが多いので、良い経験にはなっていると思います。
また、ビジネス全般について学ぶコースなので、特に必修の授業では各分野を基本から教えてくれます。一つの分野を専門的に学びたい方は少しギャップを感じるかもしれません。

K.Kさん: 必修科目はレクチャー形式の授業が多い印象です。また現時点では、想像していたより、アカデミック寄りだと感じることもあります。(恐らく授業によって差があるとは思います。)
また台湾人の学生含めネイティブレベルの英語力の学生が多いため、私自身もっと英語を頑張らなければいけないと感じています。

T.Nさん: 入学に必要な社会人経験のハードルは低いので、割合で言えば若手が多く、そうした層は雇う側よりも雇われる側の視点になりがちです。そのため、もし出願を検討中の方で、いますぐ大手企業幹部クラスの人脈だぜ!とか過大な期待をしている人は要注意です。
いちおう付け加えると、上記はあくまで比率の話なので、ベテランも来ていますし、社会経験が浅くても優秀な人には出会えます。GMBAのツテで良い職についた話も周囲にありました。

T.Uさん: グループワークは英語で習ったことのない難しい内容をディスカッションしたいといけないので苦労しました。またグループや派閥での行動を好む学生もいるので、それはどこの国も同じなんだなと感じました。

T.Kさん: 私は元々英語があまり得意ではないので、やはりコミュニケーションには苦労します。
それでも皆さんあたたかく授業やグループに迎えて頂けるので、大変感謝しています。
授業中は簡単な質問に答えたり、自ら質問してみたり、またグループワークでの資料作成等、自分にできる部分は貢献する姿勢をみせるようにしています。


Q8. (任意回答)出願前、もしくは入学時点まで時間を巻き戻せるなら、変えたいことは?

Y.Nさん: MBAのために1-2年の時間とお金をかける意味があるのか、MBAでの目標はなんなのかを本当に納得がいくまで問い続けたいです。自分の中で確固たる目標があればあるほど、MBA生活が明るくなると思います!

N.Fさん: 英語のスピーキングとライティングをもっと早く鍛えておけば、授業でも課題でも余裕が生まれたと思います。また、財務や統計などの基礎を簡単に予習しておけば、理解に時間を取られすぎず、より議論に集中できました。入学前に、語学と基本科目はやっておいて損はありません。

K.Kさん: 統計や会計などの専門分野について、日本語で先にある程度基礎知識を身につけておくことをアドバイスしたいです。必須ではないと思いますが、後々の苦労を減らすことができると思います。

T.Nさん: やり直したいことはありません。しいて言えば、前職時代に無駄遣いをしなければ余裕資金がもっとあったかなと思います。

T.Uさん: 特にありません。英語力がもっとあれば良かったと思いますが、国内ではモチベーションを保てなかったので、とりあえず台湾に来れて良かったです。

T.Kさん: やはり英語が上手であるに越したことはないので、もっと勉強すればよかったですね。


Q9. (任意回答)出願を考えている人にコメントがあればお願いします。

Y.Nさん: 特に中国語が話せる、台湾と関わりがあるような方にはおすすめのMBAです!

K.Tさん: MBAは金額面のコスパの採算が取れるかはその人次第ですが、色々な会社で働く人との人脈や出会い、ビジネス知識の強化、自信がついたりとメリットは多いので是非前向きに検討してみてください。

N.Fさん: 立派な経歴や完璧な準備がなくても、「台湾を舞台に挑戦したい」という気持ちがあれば十分だと思います。このプログラムは、過去よりもこれからどう成長したいかを見てくれます。環境が変わると、考え方も世界も大きく広がりますし、台湾は本当に暮らしやすく、人も優しいです。(ご飯も美味しい)
少しでも興味があるなら、是非一歩踏み出してみてください。私の経験からですが、MBAを終えて「やらなければよかった」と後悔している人を見たことがありません。むしろ、皆それぞれ違う形で人生やキャリアのプラスになっていると感じます。きっと得られるものがたくさんあります!

S.Hさん: 出願にあたり、情報を見つけることに苦労した経験があります。その際、日本人在学生の先輩が丁寧に教えてくださいました。分からないことがあれば、在学生、卒業生に気軽にコンタクトしてみるといいと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

K.Kさん: 私自身MBA受験を通してこれまでの人生やキャリアの棚卸しができました。少しでも悩んでいる方がいらっしゃったら、受験準備自体にも大きな意味があると思うので、是非おすすめしたいです!また台湾は、優しい人が多く、文化的に近いところも多いので、日本人として本当に過ごしやすい国だと思います。海外MBAの選択肢の一つとして考えて頂ければ幸いです!

T.Nさん: さすがに台湾なら、ほかの国に比べて不安や不便を感じることが少ないです。中国語についても、もし初めて学ぶ段階なら職業上はいっさい役に立たないと思いますが、それでも話せたら多少は人生が楽しいはずです。そういう面からもNTUはおすすめです!もし入学したら、同級生からどう思われるかなんて一切気にせず伸び伸び暴れてください。

T.Uさん: 日本の学生でイベントを開いたりしているので、ぜひMBAに入学して欲しいです!英語も中国語も学べることは確実なので迷っていたらぜひ!

T.Kさん: もちろん大変なことも多いですが、総じて「青春」と感じています!!
タイトな締め切りの中で仲間とプレゼン準備やレポートに取り組んだり、テスト勉強したりすることは、なかなか大人になってできない素晴らしい経験だと思います。ともに苦労をした仲間は、きっと卒業後も宝者になるはずです。
また、キャンパスの環境や台湾のライフスタイルも魅力的ですよ。


在校生のみなさま、本当にどうもありがとうございました!