FAQ

よくあるご質問と回答

GMBAの特徴や強みはなんですか

卒業生・在校生プロフィールにGMBAの特徴や強み、なぜGMBAを選んだかという体験談の記載がありますのでぜひご覧ください。外的要因でも、台湾は半導体、電気電子、IT等世界トップレベルの企業が多く、そういった企業が身近にありながらビジネスを学べるということも大きな強みです。当校ではビジネスや語学だけに留まらず、幅広く世界で活躍出来る人材を多数輩出しています。

卒業後に起業をしたいのですが、起業についての取り組みを教えてください

クラスメイトの中には既に起業をしてから入学して、起業家のクラスメイト同士で新しいビジネスを立ち上げている人達もいます。授業ではいくつか起業家系のコースもありますし、ビジネスプランを課題として出される授業も多く、最終課題でベンチャーキャピタルにプレゼンをするものもあります。また、管理学院内のEiMBAは起業家養成コースですが、選択科目の相互乗り入れ等、横の繋がりで交流や刺激を受ける機会は沢山あります。

GMAT or GREの目安はどれくらいでしょうか。

2021年12月時点ではGMAT/GREの提出は必須ではありませんが推奨されています。アドミンオフィスに問い合わせたところ、非公開とのことでしたが、在校生の体感、提出した生徒は多くないようなので、あれば選考に有利になるものと考えます。

英語に自信がないのですが大丈夫でしょうか

ある程度の自信は必要かと思います。英語ノンネイティブの方の場合、完璧は求められませんが、全て英語で授業が行われるMBAですので英語でディスカッション出来るレベルが要求されます。約7割の生徒は英語が母語か母語と同等レベルですので、英語力がノンネイティブとしてトップであっても下位3割ということになってしまいます。英語力は高ければ高いほどよいのが理想論ですが、足りない部分は英語力以外のロジカル思考やビジネスの実務経験、数字の強さ等でカバーすることは可能と考えます。

逆にGMBAの弱みを教えてください

あまり思い浮かびませんが、強いて言うならアジアでの知名度はあるにも関わらず日本での知名度はまだまだ低く、過小評価されていると感じています。気運が高まる要素が揃いはじめたのでこれから日本でも知名度が上がってくると信じています。

GMBA卒業したら台湾で就職出来ますか

結論からいうとMBAなくとも台湾での就業は可能です。このメンバーの中には当校入学前から台湾で働いている人も多数います。中国語が出来れば有利ですが、マストではありません。それに加え、台湾で国立台湾大学の知名度は断トツです。個人差はあるかもしれませんが、当校を卒業すれば台湾就職に大きなアドバンテージとなることは間違いありません。

GMBA卒業したら欧米でも海外就職出来ますか

結論からいうとMBAがなくとも欧米含む海外就職は可能です。このメンバーの中には当校入学前から英語圏での就業経験がある人もいます。個人差はあるかもしれませんが、当校の卒業であれば、世界中どこでも通用する人材になれると考えます。

欧米、特に米国のMBAはペイしないという話もききますが、GMBAはペイしますか

当校はペイしないほうが不思議だと思います。学位は結果的についてくるものですが、授業はハードで人生のうちの修行のようなものです。その辛さを共に乗り越えるクラスメイトは一生の宝となることは確実で実力も間違いなく上がります。学費も良心的なので卒業後の回収に時間はさほどかからないでしょう。また、働きながら学ぶことも出来るので機会費用を低減することも可能です。

具体的な授業の内容を教えてください

学術的と実践的がほどよく合わさり、ディスカッションやグループワーク、宿題も多いです。予習・復習・レポート・ミーティング等、授業外でひとクラスあたり週10時間前後を時間をかけることもよくあります。ボリュームがあり大変ですが、そのぶん実力となることは間違いありません。

具体的な授業のスケジュールについて教えてください

GMBAホームページよりCourse Scheduleをご確認ください。

下記はフルタイムの場合のモデルケースです。夜の時間帯に必修科目が固まっており、フルタイムの学生も夜のコースは必須です。必修科目が昼間に履修出来る場合もありますが、その場合パートタイムの学生も履修出来るように次のセメスターには夜の時間帯で開講されることになります。土日は選択科目のみです。

週末
9:1012:10予習中国語語学コース予習中国語語学コース予習予習
14:2017:20ビジネスモデルキャンバス組織行動論戦略管理予習企業訪問(IMP)グループワーク
19:0021:45サービス&運営管理グループワークグループワーク財務報告ソーシャルイベントソーシャルイベント

在校生の感覚としてはフルタイムの学生はセメスター毎に10~18単位、パートタイムの学生は5~9単位くらいが目安かと考えます。

ひとつの授業につき、授業時間外で週に10時間以上費やすこともあるので授業の取り過ぎには注意しましょう。

土日だけで卒業できますか

必修クラスが平日夜に集中しているため、残念ながら土日だけでは卒業出来ません。GMBA公式ホームページで必修科目のスケジュールをご確認ください。

コロナによる授業・生活への影響

2022年2月時点においてはマスクの着用はあるものの、台湾全土で落ち着いており、原則対面授業となっています。

台湾では政治大学IMBAが有名だと認識していますが、なぜ台湾大学GMBAを選びましたか

政治大学IMBAは台湾で初の英語のMBAコースであるため歴史が長く、マーケティングにも力を入れており、良いプログラムであると聞いています。また、IMBAは交換留学プログラムも豊富のようです。近年においてはGMBAが台湾MBAの最高ランクの評価を得ており、学生の国籍バランスがよく、多様性がある傾向です。

傍から見ればライバル関係のように思われることもありますが、実際にはGMBA/IMBAの交流会も毎年行われ、切磋琢磨する良き仲間という位置づけです。台湾大学のブランド力、交通の利便性や学生の多様性を取るのであればGMBA、交換留学の選択肢の多さや自然に囲まれて勉強に集中したいのであればIMBAという意見もあります。

校風、GMBAならではのカルチャーを教えてください

校風は自由闊達でフレンドリーでな感じです。教授やGMBAオフィスとの距離も近く、気軽にLINEしたりしてます。ハワイ語で’’家族’’に相当するOhanaがキーワードでGMBA Familyの結束は強いです。また ’’Leave no one behind’’ で誰一人取り残さない、誰かが困っていたら手を差し伸べる文化があります。

卒業できないということはありますか

卒業出来ないケースは稀です。在学中は大変ですが、本人の意思があれば基本的に卒業できると思います。在学中に人生の転換期(例:結婚、出産、海外転勤等)を迎えた学生もいますが、学校側が柔軟に対応しているため、オンラインで卒業論文を終えたり、休学や在籍期間の延長で卒業している人も複数います。

授業が難しすぎて単位を取得出来ないことも考えられるのでしょうか

入学できた人であれば基本的に心配しなくて大丈夫だと思います。諦めない心が大事です。

ビジネスを学んだことがありませんがついていけるものでしょうか

努力は必要ですが問題ありません。卒業生・在校生の学部時代のバックグラウンドはビジネス専攻のみではなく、エンジニア、法学、社会学、薬学、アートなどとても多様です。

1~4年で卒業目安とのことですが、最短で卒業できる人はどの程度いますか

2018年入学の学年は66人中3人が1年で卒業しました。フルタイムでは1年半、パートタイムの場合は2年~2年半で卒業する方が多かったです。

2019年入学の学年はコロナの影響か1年で卒業はゼロ、フルタイムの学生は最短1.5年、残りはほぼ2年で卒業でした。パートタイムの最短は2年で5人前後くらい、2.5~3年程度卒業がボリュームゾーンです。

2020年入学の学年は3人が1年間(2セメスター)で卒業したことになっています。ただし、うち2人は1年で授業を全て取り終えたものの、卒論の最終調整が間に合わかったため、実質3セメスターでの卒業となりました。

逆に、修士の学生ビザは最長4年までなので、目安が4年までと公式ホームページに記載がありますが、実際には間に出産やファミリービジネスが忙しくなった等の理由で在籍を引き延ばし、6年生や7年生の生徒もいます。外国人でも就労ビザを持っている等であれば学生ビザに縛られず、柔軟にスケジュールを変更することが可能です。

中国語の語学クラスについて教えてください

中国語の語学クラスについてはこちらを参照ください。GMBAの卒業単位数に含まれませんが、留学生は1年間無料で受けられます。レベルも自分にあったところからスタートできます。ベースは週6時間。オプションをさらに取ると10時間程度受けることもできます。

初級クラスもありますが、華僑や、華僑でない欧米系でも既に中国語の基礎が出来ている生徒が多くレベルが高いです。

台湾で英語の訛りで苦労することはありますか

台湾籍の教授であっても欧米での留学経験がある教授が大多数で、英語ネイティブクラスか準ネイティブレベルできれいな英語を話す教授ばかりです。もちろんクラスメイトは多様性に富んでいて、欧米以外の国から来ている学生もいますが、総じて英語のレベルは高く、本当の意味でグローバルな環境です。もちろん、私のように日本生まれ日本育ちであれば語学での苦労はありますが、個人的には周囲の訛りよりも自身の語学能力を高めることに主眼を置いた方がよいと思います。

語学力向上の実感を教えてください

向上は実感しています。一番はリスニングです。英語での講義(3時間)をほぼ毎日行いますので、間違いなく伸びると思います。 スピーキングに関しても、ONのクラスの場でのディスカッションだけでなくOFFの日常会話まで全て英語ですので伸びていると思います。(2021卒業生)

イベントが豊富とのことですがクラスメイトと仲良くなれますか

プロジェクトや、イベントを通じて、仲良くなるチャンスは豊富にあります。台湾では留学生の中でも特に日本人は有利な要素があり、授業では日本企業のケーススタディがあったり、学校の外では漢字を読める日本人は他の留学生から頼られたり一目置かれる要素があるので、そういった意味でも仲良くなるきっかけが豊富です。

自身の年齢が高い(若い)のですが馴染めますか

問題ないと思います。入学時点の平均年齢は30歳前後ですが、年齢層は20代半ばから50代まで幅広いです。

英語の読み書きは問題ないものの話すのは苦手なのですが授業についていけますか

私もそのような状態でしたが、やはり入学前に話す力を少しでも向上させた方がいいです。インタラクティブで発言を求められる授業がほとんどで かつ、英語でのプレゼンテーションやプロジェクトはほぼ全てのクラスであります。(2021年卒業生)

働きながらMBAはやっていけますか

全体では半数ほどの学生はパートタイムの学生で、働きながらMBAに通っています。もちろん試験前はハードですが、自身の計画に合わせ取得単位数を設計していくことができます。下記は2018年入学の各フルタイム/パートタイム、ローカル/留学生の生徒の割合です。年によって若干の違いはあるかもしれませんが、おおよそ近い比率になるかと思います。一方で、近年の日本人生徒の傾向は働きながらが多いです。

ローカル留学生
フルタイム12%33%
パートタイム37%18%

卒論はどのような内容が多いですか

卒論は3択で、ビジネスプラン、学術論文、ケーススタディから選べます。ビジネスプランはスモールビジネスやファミリービジネスが多いですが、業界は多様です。

アドバイザーとなる教授の好みによって若干変わってくる可能性がありますが、戦略を専門とする教授によると、ビジネスプランが80%前後、学術論文が15%前後、残りがケーススタディと聞いています。当教授は戦略が主眼であればどんなビジネスプランでも引き受けるが、ケーススタディは企業から詳細な情報(例:財務諸表や企業機密部分)を入手出来ずに頓挫することがあることからあまりお勧めしていないとのことでした。

卒論の具体的な条件やスケジュールを教えてください

条件:卒論、及びオーラルディフェンスの実施。卒業する期の前期に卒論のためのセミナーに参加し、担当教授を決めます。計4セメスター(2年)で卒業するのであれば、3セメスターが終わる直前が期限です。卒業する期の中で、担当教授と相談し発表時期を決め、オーラルディフェンスを行う。その場での修正点などを直し、卒業論文を提出し承認をもらう流れです。

台湾の生活どうですか

どの程度の生活水準を期待されるかは個人の感覚に大きく依存するかと思いますが、一般的に住環境は良好、台北は日本に匹敵、もしくはそれ以上にインフラも整っています。家賃や交通費、食費は比較的安く抑えることができ、選択肢も豊富です。

また、都市と大自然の物理的距離が近く、川沿いをサイクリング、近場の山へハイキングやキャンプ、ビーチで泳いだり、サーフィンやダイビングを楽しんでいる人も多いです。バスケットボール、バトミントン、ゴルフ等球技も盛んです。

スポーツ以外でも、各種セミナー、ビジネス交流会、お酒の席、言語交換・文化交流会も多いですし、意外と台湾は芸術・芸能が強く、そちらにのめり込むというのもおおいにありだと思います。

職歴がマイナーな業界なのですが選考で不利になることはありますか

NPO、米軍出身者、アメリカンスクールの美術教師、YouTuber、アナウンサー、パイロット等入学実績があり、あまり商業的でない業界・職種であったとしても、そこでのなにをして、どんな課題を克服して、そしてはっきりした将来のビジョンがあれば響くと思います。合わせて語学力とロジカルな思考力、数字を扱う能力をアピール出来るように準備しておくことをお勧めします。

奨学金はどれぐらいの割合の人が貰えますか。難易度はどうでしょう?

2019年入学生は約半数が何らかの奨学金を貰っているようです。語学力や論文、学部時代の成績等が主な選考基準かと思いますが、GMBA奨学金は当校への貢献度も考慮に入れているそうです。学校系奨学金は学校側が意図して取りたい応募者(例えば今まで採用実績のなかったバックグラウンドを持つ応募者も含まれます)に与えていることもあるようで、必ずしも難しいとは言えないと思います。

EMBAや学部生含む他の内部MBAとの交流

交流実績あり。また、これから学生会を中心に交流を強化しようと取り組み中でもあります。

他校MBAとの交流

実績あり。GMBA学生会主導にて政治大学、清華大学との交流あり。また、当サイトを運営しているGMBA日本人生徒主催のMBA懇親会でINSEADやアイオワ大学MBAの卒業生とも定期的に交流を深めています。

就職支援の体制

GMBAオフィスや学生会が主宰し、多様なコンテンツのキャリアセミナーが行われています。ヘッドハンターを呼んでのセミナーや、卒業生の活動経験シェア、現地求人サイトへの効果的な登録方法など。

インターン機会の具体例

直近ではTaiwan Mobile、中華電信、ViewSonic、Noodoe、Microsoft等

フルタイムとパートタイムの学生の関り

隔てはまったくなく関わっていくと思います。基本的に夜にコアの授業はあるため、フルタイムもパートタイムの学生も参加しています。

そもそもフルタイムとパートタイムの学生というのは、「学業に専念している学生」と「働きながら学業を兼業している学生」を生徒が勝手に呼称しているだけで、GMBAとしてフル/パートと区分していません。(後述の理由から把握していないというほうが正しいかもしれません)

仕事しながら通ってみたが入学してみると予想以上にきつかったために仕事を辞めて学業に専念した生徒もいれば、仕事がフレキシブルなため平日昼間の授業を取っているパートタイムの学生も複数います。逆に1年目はフルタイムで入学したものの、2年目から就職したり、起業したために在籍期間を延長した生徒もいます。

ダブルディグリープログラムについて

京都大学と北京大学のダブルディグリーが可能です。原則母国へのダブルディグリーはありませんが、ただし、受け入れ先が認めた際はこれに限らないそうです。

交換留学制度を利用している人の割合や実績

直近はコロナのため大幅に減っていますが、2019年卒の代ですと多くの学生が交換留学を活用していたようです。(2−3割?)

2021年9月からドイツ、2022年2月からスイスに交換留学予定の生徒もいます。

一番役に立ったことはなんですか

総合的な経営知識の獲得、国籍ダイバーシティある環境でのプロジェクト経験 (2021年卒業生)

GMBAにリソースは色々ありますが、私の場合、ひとつだけ挙げるなら人脈です。単純に友達作りすることが楽しいですが、ビジネススクールの友人なので当然ながらお互いのビジネスの話をする機会が多いので結果的にプライベートでも未知の業界・領域を知る機会が増えますし、ひょんなことから本業での仕事を頼まれたりもあります。また、有名大手企業から声をかけて貰えることが増えたので関わる人の性質が大きく変わったと感じます。(2022年卒業予定)

来年の9月入学を目標にしていますが、その時点で現職が1年9ヵ月なので応募要件の2年に少し足りませんが応募出来ますか

職歴は応募の時点で最低2年のフルタイムの経験が必要ですので、お伺いしている話だけでは応募出来ないことになります。しかしながら現職以外に前職がある場合で合算して2年以上であれば応募可能ですが、在校生の平均年齢は30歳前後ですし、職歴は選考において最も重要な要素であるように思います。ミニマムの職歴で選考を通過するにはその他に強力な武器となるものが必要なので、ご自身の実績等強みとなるものを棚卸し、まずはGMBAアドミッション担当に相談してみることをお勧めします。

台湾の学生ビザの規定で、就労時間は1週間に20時間までという制約を拝見したのですが、パートタイムMBAの場合も同様なのでしょうか

まず、ビザのことに関してはコロコロ変更となるものですので最新の公式情報を管轄当局にお問い合わせ頂くことをお勧めします。就労についても同様ですが、GMBAオフィスでも該当窓口の紹介、もしくはアドバイス貰えるかと思います。

パートタイムの学生の定義は「本業があり正社員(もしくは経営者)として働きながら、臨時に学業を兼務している学生」という意味なので、「アルバイトをしている学生」という意味ではないとご理解ください。

外国人として正社員で働くことを想定されている場合、通常「就労ビザ」が一般的で、それ以外は配偶者ビザか永久居留証です。学生ビザで正社員として働くことは通常考えられないのではと思います。

リモートだけで卒業することはできますか

2021年秋セメスターについてはコロナの影響で暫定的に対面とオンラインのハイブリッドで行っていました。2022年春セメスターについては一部ビザが発行されていない国の交換留学生を除いてGMBAの生徒は全員原則対面で行うことになり、残念ながら台湾に入国せずにフルリモートで卒業を希望の生徒は受け入れていないとのことです。(2022年2月時点)